今回は、当店ではいつも行っているひと手間の話です。
当店は親子2人で経営する大変小さい畳店です。大手の畳屋さんのように大量の仕事を効率よく短時間で行うことはできません。
ですので、当店では他の畳屋さんがめんどくさがってやらないような細かい仕事を、必要と思われるすべての箇所に行い、畳の耐久性や見栄えをよくするように努めています。
今回紹介するのは、その仕事の一つ「コーナー入れ」です。
まずコーナーとは何かですが、下の画像のようなプラスチック製の角あてです。


これがなぜ必要なのかといいますと、畳の製作工程上、畳表をそれなりの力で引っ張ります。
ですので畳床の角に大きな負担がかかります。これを放置すると角が丸くなり、美観だけでなく、隙間の原因にもなります。
当店ではこれを防ぐために下の画像のような畳床に

コーナー入れをして

それから畳表を縫い付けます

このひと手間のおかげで、当店の畳は最後まで角がきっちりと出る畳に仕上がっています。
おそらく、言わなければお客様に伝わらないことだとは思いますが、こういった地味な仕事を積み重ねることでお客様に満足していただける畳をこれからも作っていきたいと思います。
以上、4代目でした。
