施工例 S様邸

どうも4代目です。

今回は、既存の畳をヘリ無し畳に交換させていただいた事例のご紹介です。

まずは施工前の状態です。

施工後がこちら

荷物を片付けていただいたのもありますが、かなり明るくモダンな雰囲気になりました。

このデザイン性の高さがヘリ無し畳にする最大のメリットですね。

実は今回の施主様は当店でも取り扱っている積水化学の美草といういわゆる化学表と天然表で

ギリギリまで悩んでおいででしたが、メリットとデメリットを説明させていただいたところ

天然表を選んでいただきました。

天然表と化学表のメリットとデメリットは、また別の記事にしたいと思います。

商品の詳しい内容については美草の公式サイトにて確認なさってください。

https://www.sekisuimigusa.jp/migusa.html

以上4代目でした。

当店のちょっとひと手間の話

今回は、当店ではいつも行っているひと手間の話です。

 当店は親子2人で経営する大変小さい畳店です。大手の畳屋さんのように大量の仕事を効率よく短時間で行うことはできません。

 ですので、当店では他の畳屋さんがめんどくさがってやらないような細かい仕事を、必要と思われるすべての箇所に行い、畳の耐久性や見栄えをよくするように努めています。

 今回紹介するのは、その仕事の一つ「コーナー入れ」です。

 

 まずコーナーとは何かですが、下の画像のようなプラスチック製の角あてです。

これがなぜ必要なのかといいますと、畳の製作工程上、畳表をそれなりの力で引っ張ります。

ですので畳床の角に大きな負担がかかります。これを放置すると角が丸くなり、美観だけでなく、隙間の原因にもなります。

 当店ではこれを防ぐために下の画像のような畳床に

コーナー入れをして

それから畳表を縫い付けます

このひと手間のおかげで、当店の畳は最後まで角がきっちりと出る畳に仕上がっています。

おそらく、言わなければお客様に伝わらないことだとは思いますが、こういった地味な仕事を積み重ねることでお客様に満足していただける畳をこれからも作っていきたいと思います。

以上、4代目でした。

茵と厚畳を製作しました

どうも4代目です。

今回は、お人形などを載せられるサイズの茵(しとね)と厚畳(あつじょう)

を試作しました。

サイズはお雛様を乗せるのにちょうどいいサイズ感です。

今回はかなりマニアックなこだわりポイントを解説していきたいと思います。

この製品は、上の画像のように2つの製品を重ねて使います。

上に乗っているのは茵(しとね)と言って、神社仏閣や皇室などで使われている敷物です。今回製作したものは座布団のような形ですが、布団の下に敷くように、長方形のものもあります。

下の画像は厚畳と言って、こちらも身分が高い方が座る敷物です。

時代劇などで大名が座っていたりします。

この製品のこだわりポイントの1つが使用している縁です。

繧繝と呼ばれる縁で、古くから高貴な身分の方にのみ使用することができた縁で、雲の間から太陽の光が差し込んでいる情景をデザイン化したものと言われています。

こだわりポイント2つ目は縁の扱い方です。

上の画像を見てもらうとわかりますが、縁の模様を欠けさせることなく、すべての模様が整然と見えるようになっています。

また上の茵と下の厚畳で模様が繋がるように作られています。

当たり前のように感じると思いますが、扱いを心得た職人でないとできない技なのです。

こだわりポイントの3つ目は畳表の合わせ目と縁の縫い目が見えないようになっている製作方法です。

当店で製作している工芸品はほぼすべてなのですが、縫い目や合わせ目がありません。ですので、どちらを上にしても使うことができます。

以上が当店のこだわりポイントです。

このほかにも細かく気を付けるポイントはありますが、とにかく丁寧に見栄えよく、長く使っていただける製品を心がけています。

製作期間ですが、材料の段取りに時間がかかってしまうため2週間ほど時間がかかります。

価格は茵と厚畳を合わせて税別3万円に送料がかかります。受け取りにお越しいただければ、送料はかかりません。

お支払いは、銀行振り込みか現金一括でお願いします。

お問い合わせは、当店のメールアドレスtatamiya.onogawa@gmail.com

もしくは、お電話 0238-32-2206までお願いします。

お問い合わせの際は、茵と厚畳のことを伝えて頂けるとスムーズかと思います。

以上お問い合わせお待ちしております。4代目でした。

 

施工例 うめや旅館

どうも4代目です。

今回は、うめや旅館の畳の入れ替え工事をさせてもらいましたので、紹介したいと思います。

こちらの旅館は、小野川温泉で初代のころから親戚に近い付き合いのある旅館で、ちょくちょくお風呂に入りに行く間柄です。

小野川では1番の泉質だと評判のお宿です。

今回の仕事は、畳を抗菌仕様にしてほしいとのリクエストでしたので積水成型工業株式会社のMIGUSAシリーズを使用しました。

この製品は、樹脂で作ったイ草のようなものにカルシウムなどで被膜を作り、それを畳表のように織り上げた商品です。

特徴は、耐久性と耐水性、抗菌効果、そして高いデザイン性です。

気になる方は、公式ページをご覧ください。きっと畳のイメージが変わりますよ。

https://www.sekisuimigusa.jp/

長所は公式に任せて、短所もあるのでご紹介します。

1 値段がそれなりにします。国産イ草の表よりちょっと高いです。

  ただ、耐久性を考えると妥当な感じもします。

2 畳の香りがしません。イ草でないので当たり前ですが、独特なにおいが最初はします。

3 冬はひんやり、夏はペタペタします。イ草のように調湿作用があるわけではないのでしょうがないですが。

4 そうじが難しいです。色によって目立ち方が違いますが、体の油とホコリが合体したような黒い汚れがたまって       いきます。ここら辺は使い方にもよると思いますが。

などなど、よくない点もありますが全体的には優れている材料ですので、気になった方は検討してみてください。

今回は、5部屋の畳を工事させてもらいました。

画像だとわかりにくいですが、表が毛羽立って、畳の端が下に落ちてしまっています。

さすがに15年以上経てばこうなりますね。

ちなみに、古い畳もMIGUSAを使っています。かなりの耐久性ですね。

新しい畳では市松柄の表を使っていただきました。

色の違いが分かりにくいですが、市松のグリーンとラテブラウンを部屋ごとに使い分けています。

畳の全面が市松模様になるので、少し目がちかちかする方もいらっしゃいますが、すぐに慣れると思います。

全体的にスタイリッシュに仕上がったと思います。

やっぱり新しい畳はいいですね。

以上4代目でした。

施工例 S様邸

どうも4代目です。

今回は、地元のお客様からの依頼で仕事をさせて頂きました。

なんと不運なことにアリに畳と床板を食べられてしまったので、床から交換することになりました。

まずは害虫駆除の業者さんに活躍していただいたあとに、床板をはがしてアリの巣を片付けて乾燥させることになりました。

1週間ほど乾燥させてから、畳を納めさせて頂きました。

純和風のお部屋に掘りごたつが二つある変わった間取りのお部屋です。

南側に書院もある本格派です。

掘りごたつの間はかなり細い畳だったので見栄えと作業性を考えて縁なし畳にしました。

小さすぎて難しかったですが、うまく収まりました。

今回は変わった間取りと掘りごたつがあったので難易度高めでしたが、寸法もちょうどよく仕上がったので非常に満足です。

難しい仕事も大歓迎ですので、畳の相談はぜひ当店までお申し付けください。

以上4代目でした。

着物の帯を使った厚畳の制作例

どうも4代目です。

今回はかなり珍しい仕事を請け負いました。

おばあちゃんの形見の帯を縁に使って、5月人形の台を作ってほしいとの依頼でした。

最初は、専門学校の経験があれば何とかなるかなあと思っていたのですが、製作工程を検討してみると当初の計画だとかなり見栄えと耐久性に難があることが発覚したため、再度お客様と相談させていただき、仕様を決定しました。

今回、製作させていただいた厚畳がこちらです。

敷き布がかけてありますが、敷き布の下も厚畳になっています。

表は黒の縁なし畳に使う表を使用しました。

和紙表なので、変色の心配がなく長く飾っていただけると思います。

帯はこのようになりました。帯の模様がゆがんだり曲がったりしないように、かなり気を使いましたが、うまくいったと思います。

今回の仕事を通して、3代目との技術の差を感じることになりました。

まだまだ修行が足りないと感じる場面が多かったですが、3代目の協力のおかげでいい仕事をすることができました。

初めて使う材料もありましたので、大変勉強になりました。

また機会があれば、挑戦してみたいと思います。

以上4代目でした。

施工例 時の宿すみれ

どうも4代目です。

今回は、お得意様のすみれさんのほぼすべての畳を工事させていただきました。

工事前はこんな感じでした。

画像ではわかりずらいですが、畳の角が削れて痛みもありました。

今回は、客室は表替えの工事をさせていただきました。

当店では、表替えの際にはより長く畳を使っていただけるように、角の保護材を取り付けたり、厚みや寸法の調整を行っています。

今回も、劣化している部分を中心に手を加えています。

客室の雰囲気がかなり明るくなりました。

個人的に冬が大好きなので、1階のお部屋から見えるこの時期の風景がお気に入りです。

北欧に来たみたいで素敵なお部屋だと思います。

会食会場は新畳にさせていただきました。

こちらのお部屋は劣化がひどく、修正に時間がかかるため床から新品にさせて頂きました。

寸法が特殊で心配でしたが、無事におさめることができて、ほっとしています。

今回の工事でほぼすべての畳を工事させていただきました。

ぜひ、畳が新しいうちにご宿泊をご検討ください。

時の宿すみれのホームページはこちら

https://www.tokinoyado.com/

以上4代目でした。

 

 

 

 

 

 

家の畳全部やる3日目

どうも4代目です。

3日目はメインの茶の間に取り掛かります。

茶の間は8畳間に畳ベンチを自作してテーブルを置いています。

中々、居心地がいいのでDIYされる方はやってみるのがおススメです。

縁はフルルの色違いを使ってみました。

続いては座敷に取り掛かります。

ちなみに1日目にやった祖母の部屋と比較すると、このくらい色が違います。

裏返しでも表の青みが残っているものですので、表替えから3~5年を目安にやってみるのがおススメです。

そして、表替え前がこちら

表替え後がこちら

縁の色を一新したので、イメージががらりと変わりました。

これで、今回の一連の作業は一通り終了しました。

夏の忙しい時期の前に畳を変えることができて、大変気持ちよく生活できるようになりました。

近いうちに、自室の畳も表替えしたいなあと思っています。

以上4代目でした。

家の畳全部やる

どうも4代目です。

皆さん、お元気でいらっしゃいますか?

当店は、ごっそり時間が空いてしまったので自宅の畳をリニューアルすることになりました。

これまでお世話になった問屋さんが閉店することになってしまったので、材料も見直すことになりました。

畳表は別の問屋さんから同等のものを仕入れられるのですが、縁は大部分を変更することになりました。今回のリニューアルは、そのテストを兼ねています。

まずは1日目

奥のあまり使わない6畳間から

市松模様の畳表と市松模様の縁の組み合わせを試してみました。

仕上がりが気になります。

 

思ったより悪くない印象ですね。

少し派手になりますが、洋風な部屋にはマッチしそうです。

次は玄関ホールに移ります。

 

4.5畳のスペースで裏返しを行いました。

縁は、江戸小紋の矢羽根を使いました。

こちらの模様のほうが純和風の部屋にマッチしそうです。

これにて1日目の作業は終了です。

2日目に続きます。